味噌には美容・健康に良いとされている酵素が含まれています。しかし、酵素は加熱すると失活してしまうと聞いたことがある方は、「加熱せずに味噌汁は作れないのでは?」と疑問に思うかもしれません。
では一体どうすれば、味噌に含まれた酵素を死なせることなく味噌汁を作れるのでしょうか?今回は味噌の酵素が加熱によって失活するのか、酵素が生きたままの味噌汁はどう作るのかについて詳しく解説します。併せて、酵素を手軽に摂れるおすすめサプリもご紹介しましょう。
味噌の酵素は加熱により壊れてしまう?
味噌に入っている酵素が加熱により壊れてしまうなら、お味噌汁では酵素を摂取することはできないのでは、と思うのではないでしょうか。
まず、味噌の酵素は加熱により本当に失活するのか、失活した酵素が含まれた味噌汁からは全く酵素を摂取できないのかについて見ていきましょう。
味噌に含まれる酵素は48℃以上で失活し始める
味噌汁の味噌に含まれる酵素が失活を始めるのは、味噌汁が48℃を超え始めてからです。48℃を超えると全ての酵素が一気に死んでしまうのではなく、1~10分ごとに少しずつ失活していきます。
48℃以下にすれば味噌の酵素は失活しませんが、一般的な調理方法では、48℃以下を保ったまま味噌汁を作ることは難しいでしょう。中には70℃程度まで耐えられる酵素もありますが、数は多くありません。そのため、味噌を入れてから沸騰させてしまった味噌汁には、ほとんど酵素はいないと考えるべきでしょう。
酵素が失活した味噌汁は飲んでも意味がない?
普段口にする味噌汁は、味噌を入れてから48℃を超えているものがほとんどでしょう。そのため、味噌の酵素はほとんど失活している状態になるのですが、その味噌汁を飲んでもやはり意味はないのでしょうか。
実は死んでしまった酵素でも、体内に取り込むことで美容・健康に良い効果を与えてくれるのです。失活した酵素は、腸内の善玉菌のエサになります。そのため、善玉菌が増えることで腸内環境が整い、便通やお腹の張りなどの改善をサポートしてくれる効果が期待できます。
今まで酵素が失活した状態の味噌汁を美容・健康に良いと思って摂取していた方も、酵素の役割とは少し異なりますが、全く無駄ではなかったと言えるでしょう。
味噌の酵素が生きたままの味噌汁を作るには?
ではここから、酵素を効率良く摂取する方法と、味噌の酵素が生きたままの味噌汁を作る方法を説明します。
アツアツの味噌汁になってしまったときは生の味噌をプラス
味噌の酵素は48℃以上から死活を始めるため、味噌の酵素を最大限に活かした味噌汁にしたいのであれば、48℃よりも低い温度で味噌汁を作る必要があります。
しかし、寒い時期は特に、アツアツの味噌汁を飲みたいと思うときもあるでしょう。そのような場合は味噌汁と併せて、生きた酵素を他のメニューで摂る、つまり生の味噌を使った料理と同時に食べる方法がおすすめです。この方法であれば、死活した酵素と生きた酵素の両方の効果が同時に得られます。
もう一つおすすめしたいのが、「味噌の酵素をできるだけ生きたままにする味噌汁の作り方」で作った味噌汁を飲むことです。この方法ならアツアツの味噌汁ではないものの、温かい味噌汁が作れます。
味噌の酵素が生きたままの味噌汁と、生の味噌を使った料理を同時に摂取すると、さらに酵素の効果が期待できるでしょう。作り方は以下の通りです。
味噌の酵素が生きたままの味噌汁を作る方法
味噌汁に入れた味噌の酵素をできるだけ生きたままにするには、具材に火を通したあと、お湯の温度が60℃に下がるまで待ちます。その後、味噌を入れてしっかり溶かしてください。60℃であれば生きた酵素も残っています。
本来は50℃まで下げるのが良いですが、50℃以下では冷たいお味噌汁に近くなってしまうので、60℃を目安にしましょう。調理用の温度計は100円ショップでも購入可能です。味噌汁の酵素をできるだけ生きたままにできるよう、この機会に購入しておいてはいかがでしょうか。
熱い味噌汁を飲みたいときは酵素サプリ『酵素新時代』との併用がおすすめ!
味噌汁の酵素を生きたままにするには、味噌汁の温度が60℃まで下がってから味噌を溶かし、その後沸騰させずそのままいただく必要があります。
実際に飲んでみて「やっぱり熱い味噌汁が良い」と感じた方は、ぜひ熱い味噌汁と一緒に酵素サプリ「酵素新時代」を飲む方法を選んでみてはいかがでしょうか。
酵素新時代には生きた酵素が6種類入っており、高い酵素力が特徴のサプリメントです。熱・圧力を加えない方法で作っているため、酵素は死活していません。
熱い味噌汁と一緒に酵素新時代を飲めば、味噌汁の死活した酵素の効果と、サプリメントの生きた酵素を同時に摂取できます。アツアツでおいしい味噌汁を楽しみながら、生きた酵素の効果をしっかりと得られるので、ぜひ一度酵素新時代を試してみてはいかがでしょう。