「酵素は生きたまま摂取する必要がある」という言葉を聞いたことがある方は、酵素は微生物のようなものとのイメージをお持ちかもしれません。
しかし本当に酵素は生物なのでしょうか?
また、微生物との違いはどのような点にあるのでしょうか。
今回は酵素と微生物の違い、また酵素を効率良く摂取できるおすすめの酵素サプリメントをご紹介していきます。
酵素とは?
ではまず酵素とは何か、微生物とはどう違うのかから説明していきましょう。
酵素はタンパク質の一種
酵素はタンパク質の一種です。他の栄養素と化学反応を起こす物質ですが、酵素自体が何かに変化することはありません。
たとえば、お米に含まれるデンプン質は酵素によってブドウ糖に変化します。酵素はあくまでもデンプン質をブドウ糖に変える作業をするだけで、酵素自体がブドウ糖に変わるわけではありません。お米に含まれるタンパク質も酵素によってアミノ酸に分解されますが、これも酵素自体が変化しているわけではないのです。
ちなみに、酵素は一つの作業しかできないという性質を持っています。つまり、デンプンをブドウ糖に変える酵素と、タンパク質をアミノ酸に変える酵素は別ということです。
酵素は5,000種類以上あると言われており、食べ物を消化・吸収したり、免疫力をアップさせたり、身体を成長させたりと重要な役割を持っている物質と言えます。
酵素と微生物の違い
酵素はタンパク質であるのに対し、微生物はその名のとおり「生物」です。微生物は顕微鏡を使えば目視できますが、酵素はとても小さいため、顕微鏡を使用しても見えません。
酵素は微生物の中にあるタンパク質であり、酵素自体が変化することはありません。しかし微生物は生物ですから、微生物自体が変化します。
微生物とは?
では次に、微生物とは何か説明していきましょう。
微生物は生物であり細菌・カビ・酵母に分けられる
先ほど説明したように、微生物は生物で、大きく分けると「細菌」「カビ」「酵母」の3種類があります。
細菌は納豆やヨーグルト、お酢に、カビは日本酒や味噌、チーズ、醤油に、酵母は日本酒やビール、ワイン、パンなどに使用される微生物です。
では具体的にどのような働きをしているのか、米麹を作るまでの過程で説明しましょう。お米にあるデンプン質にカビの一種である麹菌をつけると、酵素が米麹へと変えてくれます。
ワインで説明すると、ぶどうに含まれるブドウ糖に酵母をつけることで、ワインを作ることが可能です。
微生物と酵素の違い
米麹が作られるまでの流れを見ると分かりますが、微生物はそれ自体が別のものに変化します。たとえば、お米のデンプン質に反応した麹菌が米麹になるということです。
これに対し、酵素は麹菌が米麹になるための「作業」をしてくれている物質となりますから、全く別の働きをするものだと分かるでしょう。
酵素を効率良く摂るなら酵素サプリ『酵素新時代』がおすすめ
このように酵素は微生物とは違い、生物ではないタンパク質です。微生物の変化をサポートするだけでなく、人間の身体を作ったり、免疫力を高めたり、消化を助けたりと、健康的な毎日を送るために重要な役割を果たしています。
そんな酵素は発酵食品や生の野菜、果物などに多く含まれていますが、熱に弱く加熱すると働きを失ってしまうという特性を持っているのです。
加熱せずにたくさんの酵素を摂取するのが難しいと感じる方には、生きた酵素が手軽に摂取できる酵素サプリ「酵素新時代」をおすすめします。生きた酵素が6種類も含まれており、サプリメントなので飲むだけと手軽です。
体質によっては持っていない、または生成されない酵素も含まれているため、健康的な毎日を送るためにぜひ取り入れてみてください。